地域のご挨拶まわり

伝統を受け継ぎ、後世に伝えていく

ひろしです。本田ひろしです。佐世保市からお届けします。

少し時間があり、ご無沙汰している方々へのご挨拶まわりに伺いました。訪れたお宅では、軒並みお正月のしめ縄づくりの最盛期で、これから出荷に向けて、お忙しくなさっておりました。

後継者不足や原材料の高騰などで、農閑期の収入源としては、将来が明るくない旨のお話しなどをお聞きすることが出来ました。
先日の神社での縄ないでも触れましたが、私たちは、この形に残らない技術や伝統を受け継ぎ、後世に伝えていく役割があります。そこには、古きを守りながらも、デジタルで技術を残す、または、新たなしめ縄のスタイルを開発していく等、新たな助力が必要だと考えます。
同じような課題は、どの分野にも内在していますから、手遅れにならないうちに対策が必要です。

私としては、簡易的なしめ縄ではなく、地元の皆様が丁寧に心を込めて作られたしめ縄を意識的に飾ること、それと合わせて、伝統文化を残す手段を模索してみたいと思います。