三川内焼を始めとした佐世保市の伝統文化の深化と新たな文化の醸成

①【伝統工芸三川内焼の認知度のさらなる向上】

三川内地区は、<三川内焼>と一括り出来るものではなく、様々な技術や伝統を持った窯元、商社などが混在して事業を営んでいます。卓越した技術に裏付けされた三川内焼自体の広報の強化はもちろん、佐世保市に内在する多種多様な側面を持つ事業者とも連携を密にすることで、産地の認知度を上げていきます。また、日本遺産・肥前やきもの圏を利活用して広い圏域の中でも三川内ブランドの位置づけを向上いたします。

②【空き家のリノベ等への助成による居住推進】

三川内焼に限らず、伝統文化を永続的に存続させるため、その技術の継承や師事を望む移住希望者に対する空き家の斡旋やリノベ・設備投資の補助に資金を充当するなど推進していきます。例えば、エリアを絞って、様々なものづくりを生業とする人々が集い暮らすエリア形成に注力していくことも前向きに検討します。

各地域の特色を活かした独自性のあるまちづくりの推進

①【継続的独自性のあるまちづくり】

市内自治協議会単位でまちづくり組織を設立します。地域住民はもとより、その地域に思い入れや関係のある企業や人々が集い、継続性のある活動を行います。そこに行政が今以上に積極的に関わりを持つことで地域の特色を活かしたまちづくりを展開します。

②【SDGs未来都市や自治体SDGsモデル事業への登録を目指すまちづくり】

多様性や持続性のある都市づくりに向け、上記事業の登録を目指します。SDGsに取り組む都市を体現するため、佐世保市全体で該当する事業の洗い出しを行い、SDGsと紐づけた新たな文化や環境づくりを推進していく必要があります。

③【IR誘致はもとより観光都市としての存在価値向上】

衰退する地方経済の起爆剤としてIRは期待されるが、企業のみでなく地域に経済効果を還元できる仕組みづくりが求められます。一方で、IR誘致に関わらず、ハウステンボス以外の佐世保市に内在している観光コンテンツの抽出・磨き上げと、新たな観光スポット構築に注力し、観光都市として選ばれる自治体とすることが求められます。

軍港のある街として、その歴史と文化が息づく観光都市としての確立

①【市内交通・観光など案内表示の英文表記など住んでよし訪れてよしの観光都市化】

観光都市として他都市より優位性を保つため、今後の外国人観光客の需要拡大を見据えて、英語のみならず、アジア系言語(中・韓等)の交通・観光案内板の表示、もしくはQRコード等を活用し、隅々まで観光客をもてなす意識のある都市として成長していくことを目指していきます。

②【積極的な日本文化発信(アニメ・和雑貨など)事業による訪日観光客の取り込み】

我々が当たり前である文化が、外国人の方々にとっては新鮮であり、行政が財政的な補助を行わずとも、既存の日本古来の施設や文化の磨き上げを行うことで魅力ある観光コンテンツが創設出来ると考えます。さらにアニメなどポップカルチャーを佐世保市独自に展開し、佐世保ならではの新たな観光資源を生み出していきます。

未来に夢を描ける街づくり

本田ひろしの #させぼアップデート


プロフィール

本田 博之(ほんだ ひろし)
佐世保市桑木場町出身
1979年(昭和54年)3月生まれ

主な経歴

2003|実家の窯業にて父に従事
2006|衆議院議員私設秘書から公設第一秘書へ
2013|議員秘書から市長私設秘書へ
2022|社会医療法人財団白十字会へ